オペレーションZ
2017年に出た本なのだが、今こそ読むべきだと思うのでおすすめしたい一冊。ハゲタカで有名な真山仁先生が、日本の財政破綻をテーマに書いた未来小説。日本国債が市場で吸収されなくなって、世界恐慌の引き金を引きそうになる危機を救った総理大臣が、歳出半減という大ナタを振るう。その総理の特命を受けた官僚チームを中心に日本の財政状況や地方公共団体の在り方を問い直すストーリー。ストーリーはもちろん面白いのだが、日本の現状を把握するのにとても有効。面白いのに勉強になり、社会課題を解決させる力を持っているのが真山先生の真骨頂だと思う。
なぜ本作を改めて読んだのかと言うと、本作の中に「デフォルトピア」という作中作の小説が出て来るのだが、その「デフォルトピア」の共同創作プロジェクトが立ち上がっているから(https://camp-fire.jp/projects/911582/view)。共同創作を応援するためには、まずその元となった「オペレーションZ」を読んでおかなければならない。そう思って読んでみたら、現在の日本が置かれた状況を改めて考えるキッカケにもなり勉強にもなった。WOWOWで映像化もされていてAmazonPrimeで観ることが出来る。小説も良いが映像を観ると更に登場人物のイメージが鮮明になって良い。草刈正雄が総理役。溝端淳平が主人公の財務官僚。原作小説も映像もおすすめ。
本書を読み、映像を観て、たしかに日本の未来はまずいな、ヤバいなと思ったら「デフォルトピア」を応援しよう。もちろん私も応援する。









