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可視化経営の7つのステップ - Step 6

経営とはモノでも結果でもなく、「営み」です。それゆえ、経営は見えません。見えないものは改善も改革もできません。
だから、見える化が必要です。
すなわち、見えないものを見える化するのが「可視化経営」なのです。
可視化経営コンサルティングでは、戦略の可視化(見える化)、マネジメントの可視化(見える化)、現場情報の可視化(見える化)の3階層の可視化(見える化)を下記の7つのステップで実現します。


Step 6 モニタリングシステムを作る

step6では、アクションプランの内容を現場で実施した結果、スコアカードの指標がどう変化したかを「見える化」するためのシクミを構築して行きます。
ゴール指標(KGI)や日課(KPI)を逐次把握することをモニタリングといい、モニタリングするための運用ルールやシクミを含めてモニタリングシステムといいます。
作成したスコアカードの日課(KPI)はCSFの実現、ひいては戦略目標の実現のために仮説した指標ですから、しっかり検証していく必要があります。
検証では、以下の3つのポイントをチェックします。

1 日課(KPI)で目標値や基準値を達成していない項目がないか
2 日課(KPI)の達成がゴール指標(KGI)の達成に結びついていない項目がないか
3 日課(KPI)が達成しなくてもゴール指標(KGI)の達成がみられ、日課とゴール指標の因果関係が不明確になっている項目はないか

スコアカード作成時点では、日課(KPI)を達成し続ければ、結果としてゴール指標(KGI)が達成できると仮説したのですが、 いざ蓋を開けてみると日課を達成しても、ゴール指標に到達しないようなことも起こってきます。
そうした時に、モニタリングシステムが機能していると、日課やゴール指標をモニタリングして目標値や基準値とのギャップを いち早く把握する、すなわち、意思決定を行うためのタイムリーな問題認識を促すことができます。
モニタリングで目標値や基準値と実績値とのギャップが発見されれば、 以下の3つの点から問題の原因を洗い出していきます。

1 仮説である日課(KPI)を実施するためのアクションプランに、無理がなかったか
2 仮説である日課(KPI)自体の数値設定が、妥当であったか
3 日課(KPI)自体が、ゴール指標(KGI)を達成する指標として適切であったか

あとは、日課(KPI)とゴール指標(KGI)の仮説-実施-検証を繰り返していくことになります。
この仮説―実施―検証において、必要となる情報を収集する部分は、 IT化することでスピードアップと精度アップを実現させることが重要です。
基幹システムからの定量データや、IT日報からの定性データを一元化して「見える化」し、 IT日報の蓄積データを直接参照して、詳細情報まで把握することができるモニタリングシステムが理想です。
日課やゴール指標の達成度合いをすばやく「見える化」するシクミが 勝ち残りを賭けた企業の競争力を高めるために必要となるのです。


可視化経営全体イメージ

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