アニメ『日本三國』

最近、SNSや検索で『孫子の兵法』がにわかに注目を集めています。
きっかけの一つは、4月から放送が始まったアニメ『日本三國』
知略で国を再興する軍師の姿に、戦略論としての孫子を思い出した方も多いのではないでしょうか。

実は、弊社の関連サイトでも4月初旬から『虚実篇』へのアクセスが急増しており、
世の中の関心の高さを実感しています。

虚実篇の核心「先んじて戦地に処る」とは?
■原文の紹介:
「凡そ、先んじて戦地に処(お)りて敵を待つ者は佚(いつ)し、
 後(おく)れて戦地に処りて戦いに趨(おもむ)く者は労す。」
■現代語訳:
「先に戦場に到着して敵を待ち構える者は、余裕を持って戦える。
 逆に出遅れて慌てて駆けつける者は、疲弊した状態で戦うことになる。」

■『日本三國』的な解釈:
作品の主人公のように「相手の動きを読み、常に一歩先を読んで盤面を支配する」重要性を説いています。

孫子は「実を避けて虚を撃て」とも教えています。
ビジネスにおける「実」とは、競合がひしめくレッドオーシャンや、
すでに顧客の関心が薄れた古い手法のこと。
対して「虚」とは、まだ誰も気づいていない顧客の悩みや、
情報の空白地帯です。

現代においてこの「虚」を見つけるための武器こそが、データです。
SFA(営業支援システム)やCRM(顧客管理)に蓄積された情報を分析し、
競合が気づく前にニーズの兆しを掴む。
それこそが、現代版の「先んじて戦地に処る」準備と言えるのではないでしょうか。

より深い原文解説については、こちらのページもぜひ参考にしてください。
https://www.kazuhiro-nagao.com/suntzu/kyojitu.html

2500年前の孫子の兵法が、
最新アニメや現代のWebマーケティングの現場でもそのまま通用する。
この面白さこそが孫子の魅力です。
後手に回って『労(疲弊)』する前に、
まずは自社の戦い方を見直してみませんか?

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