1)事業戦略の早期実現
まさに「時間を買う」ということ。
自社で一から事業を立ち上げる場合に比較して、既存の事業基盤、経験豊富な人材を初期段階から活用できるため、事業戦略の早期実現が可能となります。また、新分野に機動的に参入し成長機会を数多く創り出すことで、同業他社とは差別化された独自の企業体を創り上げます。
2)企業価値向上
自社の強みを最大限に活かせる企業とのM&Aシナジーにより企業価値の向上が図れます。
例えば、特定地域で強みを持つメーカーが地方進出する場合、その都市に優良な取引先を持つ卸売・小売企業をM&Aでグループ化し協業することにより、自社製品のマーケット拡大が即可能となり、業績向上に直結します。
3)リスクを抑えて新規事業へ進出
既存事業の譲受を行う場合は、販売先、仕入先、商品、ノウハウ、人材、設備などがすでに存在していますので、一から事業立ち上げを場合に比較して、低いリスクにより新規事業へ進出することができます。
