Step5 アクションプランを決定する~アクションプランとは日課の具体的説明2010年09月14日

こんにちは、
経営の見える化 エバンジェリストの本道です。

アクションプランとは、日々の行動目標である日課(KPI)を、どのように実現するのか、日課のための準備、展開、運用を具体てきに記した日課の説明書です。
ゴール指標(KGI)という結果に対してのアクションプランを作成するということではありません。

あなたの会社の戦略や施策は、具体的なアクションプランにまで落とし込まれていますか?
アクションプランの実施状況を評価するためのゴール指標や行動を促すための日課のような数値指標がありますか?
戦略とゴール指標というお題目だけ作成し、具体的なアクションプランを現場任せにしていませんか?

成功体験やこれまでの慣例にもとづいて戦略を立案するのであれば、わざわざ手間をかけてスコアカードを書いたりアクションプラン作成したりする必要はないでしょう。

やってみなければ分からないどう転ぶか分からないような新たな戦略や施策については、アクションプランを立て、それが正しかったかどうかを確認しながら戦略を見直すための仮説検証が必要となります。

要するに仮説である戦略が出来ているかどうかを確認するための指標がゴール指標となります。
そのゴール指標達成のための日々の取り組みが日課となります。
その日課を行うための具体的な内容を示したものがアクションプランとなります。

新たな戦略である仮説が正しくないかもしれませんので日課が間違っているのであれば、出来るだけ早く見直したいのです。
もし日課がゴール指標に影響を与えない(効果が出ない)ようであれば、朝令暮改、スピード重視、ただちに日課の再検討を行いたいのです。
仮説を検証する意思決定スピードを上げるために日課は、もちろん日ベース、ゴール指標は、長くても1か月単位で測定できることも重要です。



↓↓ 可視化経営のstep①~ step⑤はこちらから ↓↓
step① 「経営理念・使命を再確認する」
step② 「20年後の将来ビジョンを描く」
step③ 「ビジョン,戦略,戦術をマップ化する」
step④ 「スコアカードを作成する」
step⑤ 「アクションプランを決める」