可視化経営の7つのステップ - Step 1
経営とはモノでも結果でもなく、「営み」です。それゆえ、経営は見えません。見えないものは改善も改革もできません。
だから、見える化が必要です。すなわち、見えないものを見える化するのが「可視化経営」なのです。
可視化経営コンサルティングでは、戦略の可視化(見える化)、マネジメントの可視化(見える化)、現場情報の可視化(見える化)の3階層の可視化(見える化)を下記の7つのステップで実現します。
Step 1 経営理念・使命を再確認する
多くの企業では経営理念を揚げていますが、どこの会社でも通用するような一般論的な内容ではなく、会社がそもそも何をしようとしていて、そのためにどういう手段をとろうとしているかをわかりやすく明示することが必要になります。その経営理念やミッションを見直すことが可視化経営のStep 1です。
・自分たちは、何者で、どこへ向かおうとしているのか?
・誰に、何を、どのようにして貢献(使命)しようとしているのか?
・目指す方向性を指し示し、共有するところから始まります。
経営理念とは、
1、企業の理想:組織として考えうる最善の状態を言い表したもの
2、企業の目的:最終的に達成したい、実現したいと思う夢を描いたもの
3、企業の価値観:どのようなことに値打ちや意義を認めるか宣言したもの
4、企業の規範:事業を行ったり、決めたりする時の拠りどころとなるもの
といった要件を満たす、其の企業の方向性や価値基準を指し示すものです。
使命とは、
1、誰に利益を提供するのか
2、どのようにして利益を提供するのか
3、どんな利益を提供するのか
といった3つの要素から成り立っております。
可視化経営フレームワークのStep 1は、自社の経営理念・使命を再確認することです。再確認するということは、単に経営理念や使命を読みあわせたり書き写したりすることではありません。経営理念や使命から自社の存在意義や価値観、そして自社が目指す理想などを共有し、認識にズレが生じないようにしておくためです。
可視化経営の7つのステップ 一覧
- Step 1 経営理念・使命を再確認する
- Step 2 20年後の将来ビジョンを描く
- Step 3 ビジョン,戦略,戦術をマップ化する
- Step 4 スコアカードを作成する
- Step 5 アクションプランを決める
- Step 6 モニタリングシステムを作る
- Step 7 経営コックピットを完成させる
見えない経営を見える化する「可視化経営」に関する参考書籍をご紹介しております。
「経営の見える化」
[著者]
本道純一
「戦略の見える化」
[著者]
長尾一洋
「社員の見える化」
[著者]
長尾一洋
「営業の見える化」
[著者]長尾一洋
「仕事の見える化」
[著者]長尾一洋
「すべての「見える化」実現ワークブック
〜可視化経営システムづくりのノウハウ〜」
[著者]本道純一
「すべての「見える化」で会社は変わる
〜可視化経営システムづくりのステップ〜」
[著者]長尾一洋
「可視化経営
〜経営のコクピットを機能強化せよ〜」
[著者]
長尾一洋 本道純一
可視化経営 関連サイト
可視化経営に関するブログやコラムをご紹介しております。
- 長尾一洋の『見える化?見えるか?』(コラム) 代表取締役 長尾一洋[著]
- 本道純一の「経営の見える化」(ブログ) 専務取締役 本道純一[著]
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