可視化経営の7つのステップ - Step 2
経営とはモノでも結果でもなく、「営み」です。それゆえ、経営は見えません。見えないものは改善も改革もできません。
だから、見える化が必要です。すなわち、見えないものを見える化するのが「可視化経営」なのです。
可視化経営コンサルティングでは、戦略の可視化(見える化)、マネジメントの可視化(見える化)、現場情報の可視化(見える化)の3階層の可視化(見える化)を下記の7つのステップで実現します。
Step 2 20年後の将来ビジョンを描く
Step 1で確認した経営理念や使命を果すために、20年後にはいったいどんな会社であるべきなのか、どうなっていたいのかを考えていくのがStep 2です。
経営理念とは「究極の目的」ですから、読んで字のごとく目指す的です。最終的には、その的に命中したいのですが、究極の目的ですから、かなり遠い道のりです。そのため、道半ばにして挫折しないように、迷子にならないように、要所要所にビジョンという目標を置くのです。
ビジョンとは、経営理念に到達するための期限つきの夢=目標であり、経営理念実現としての「なりたい姿」とそれを実現するために払ってもよい代償や対価としての「あるべき姿」の2つの切り口で表現することが出来ます。
ビジョンとは、経営理念の具体策であり成功のイメージである。
なりたい姿とは、経営理念実現のための第一歩。
あるべき姿とは、なりたい姿を実現させるための代償・対価。
掛け声やスローガンと違い、具体的な行動を示唆している。
可視化経営フレームワークのStep 2は、究極の目的に向かうための道標であるビジョンを定義します。
ビジョンの時間軸には20年後という距離感がおすすめです。例えば、3年~5年後のビジョンから考えてしまうと、どうしても現在の延長線上で物事を考えてしまい、自由な発想が出来なくなってしまうからです。
自分たちの会社が、経営理念や使命を実現するために、将来どうなっていたいのか。
現在の若手が、会社の中核をなすような20年後に、どういう存在になっていたいのか?
また、現在中核を担っている部門長・マネジャークラスが、会社をリタイアする時にどんな会社であってほしいのか?
そんな、夢を馳せる。ワクワクしながら、議論をするのがStep 2の20年後のビジョンを描くということです。
可視化経営の7つのステップ 一覧
- Step 1 経営理念・使命を再確認する
- Step 2 20年後の将来ビジョンを描く
- Step 3 ビジョン,戦略,戦術をマップ化する
- Step 4 スコアカードを作成する
- Step 5 アクションプランを決める
- Step 6 モニタリングシステムを作る
- Step 7 経営コックピットを完成させる
見えない経営を見える化する「可視化経営」に関する参考書籍をご紹介しております。
「経営の見える化」
[著者]
本道純一
「戦略の見える化」
[著者]
長尾一洋
「社員の見える化」
[著者]
長尾一洋
「営業の見える化」
[著者]長尾一洋
「仕事の見える化」
[著者]長尾一洋
「すべての「見える化」実現ワークブック
~可視化経営システムづくりのノウハウ~」
[著者]本道純一
「すべての「見える化」で会社は変わる
~可視化経営システムづくりのステップ~」
[著者]長尾一洋
「可視化経営
~経営のコクピットを機能強化せよ~」
[著者]
長尾一洋 本道純一
可視化経営 関連サイト
可視化経営に関するブログやコラムをご紹介しております。
- 長尾一洋の『見える化?見えるか?』(コラム) 代表取締役 長尾一洋[著]
- 本道純一の「経営の見える化」(ブログ) 専務取締役 本道純一[著]
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