Step2 20年後の将来ビジョンを描くためにライフカレンダーを書いてみよう2010年07月06日

おはようございます、可視化経営エバンジェリストの本道です。

前回は、会社のビジョンを検討するにあたって、自分のこれからの人生を考えてみることを、お勧めしました。
完成したあなたの人生目標設定シートの内容をもう一度眺めてみましょう。
あなたの人生目標設定シートに書き出した夢をより現実のものにするために、その内容に具体的な期限を入れてみましょう。
夢に「いついつまでに、手に入れるぞ」とか「いつまでにやり切るぞ」といった目指す期限をつけることで、単なる夢が目標に変わります。
夢に期限を設定し目標とするために、今年から30年先までの年数が書き込まれたライフカレンダーを書いてみましょう。

30年とは、入社間もない人はまさしく社会人としての大半の期間、30代の人はほぼ定年までの期間、50代の人は男性の平均年齢が78歳ですから残りの人生の期間です。
このライフカレンダーに、先に記入した人生目標設定シートの夢をプロットして行きます。
記入のポイントは、その目標が実現しているイメージを強く描きながら目標の期限を書きこみましょう。
ライフカレンダーが完成したら、プロジェクトチームで共有してみましょう。

いかがですか?
意外と会社に関わることが、多いのではないでしょうか。
「会社は会社、自分は自分。会社と個人は別物。」と考えるより、会社と個人は一心同体といえるほど密接なつながりを持っていると考えた方がしっくり来ると思います。
目標をもう一度眺めてください。
あなたの夢を目標として実現させるためには、多寡は別としてお金が必要です。
直接・間接を問わず、どの目標もある程度の収入を維持しなければ、成就したり維持したりすることが難しいものばかりではありませんか。
社員が夢を実現させ幸福になるためには、働く会社が良くなって行かなければなりません。
会社が良くなるためには、そこで働く社員が良い仕事で高い評価を得なければなりません。
会社を良くすることが自分のためであり、自分の成長がひいては会社のビジョン実現につながるという関係性を十分に理解しておく必要があります。



↓↓ 可視化経営のstep①~ step②はこちらから ↓↓
step① 「経営理念・使命を再確認する」
step② 「20年後の将来ビジョンを描く」