おはようございます、可視化経営エバンジェリストの本道です。
可視化経営は、７つのステップから成り立っています。
前回でStep１の経営理念の意図するところの確認が終わりました。
もしかすると、経営理念と言う言葉ではなく信条、社是、社訓などのことばで、企業の目指すところを定義しているかもしれません。
また多くの場合、使命やミッションと言うことばで、さらに経営理念を補足していたりします。
使命（ミッション）とは、誰に、何を、どのようにしてという３つの要素から成り立っています。
要素Ⅰ. 自社は、どのような人（誰）に利益を提供しているか？
要素Ⅱ. 自社は、どのような利益（何）を提供しているか？
要素Ⅲ. 自社は、どのようにして（方法）利益を提供しているか？
ちなみに日産自動車のミッションは、「私たち日産は、独自性に溢れ、革新的なクルマやサービスを創造し、その目に見える優れた価値を、すべてのステークホルダーに提供します。それらはルノーとの提携のもとに行っていきます。」というものです。
これを、３つの要素に整理してみると、
要素Ⅰ. 誰に ： すべてのステークホルダーに
要素Ⅱ. 何を ： 独自性に溢れ、革新的なクルマやサービスとしての価値を
要素Ⅲ. どのようにして ： ルノーとの提携のもとに
ということになります。
可視化経営のフレームワークのStep1は、自社の経営理念・使命を再確認することです。再確認するということは、単に経営理念や使命を読みあわせたり書き写したりすることではありません。このStepをしっかり行わないと、これから先のStepの議論が噛み合わなくなります。経営理念や使命から自社の存在意義や価値観、そして自社が目指す理想などを、プロジェクトメンバーで共有し、認識にズレが生じないようにしておくためです。
そこまで踏み込むことで、「Step1の自社の経営理念・使命を再確認する」という作業が完了します。
↓↓ 可視化経営のstep①はこちらから ↓↓
step① ｢経営理念・使命を再確認する｣