こんにちは、可視化経営エバンジェリストの本道です。
可視化経営は、7つのステップから成り立っています。
今回から、その7つのステップのポイントを解説して行きたいと思います。
最初にプロジェクトメンバーが、企業理念をしっかり理解することから始めます。
そこでお勧めなのが、企業理念をメイン・ステートメントとして、いくつかのセンテンスで区切って、そのセンテンスの意味をサブ・ステートメントとして補足してみることです。
例えば、家庭金物・荒物、住居収納用品の総合商社であるH社の経営理念である
『私たちは、新しいライフスタイルを提案し、人々の生活環境の向上に貢献します。』を、サブ・ステートメントで補足すると、以下のようになります。
入社して間もないころ一度や二度は、企業理念の内容について説明を受けているはずなのに、時間がたつと我流解釈や失念が多くなってきます。
経営理念は、以下の通り企業の方向を指し示すものです。
①企業の理想:組織として考えうる最善の状態を言い表したもの
②企業の目的:最終的に達成したい、実現したと思う夢を描いたもの
③企業の価値観:どのようなことに値打ちや意義を認めるか宣言したもの
④企業の規範:事業を行ったり、決めたりする時の拠りどころとなるもの
プロジェクトメンバーが、企業の方向を示す経営理念を充分に理解し共有しておらず、各人バラバラであれば、これからの討議や決定して行く具体的な戦略にズレが生じてしまいます。
そのために、Step1:経営理念の再確認というプロセスは、非常に重要なのです。
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step① 「経営理念・使命を再確認する」