こんにちは、可視化経営のエバンジェリスト本道です。
本日、東京の当社オフィスにて開催した可視化経営セミナーの概要を報告します。
経営の「見える化」と「ゲーム化」で戦略実行力を強化せよ!
~戦略を描き、社員を巻き込む可視化経営~
お陰様で、満席のご来場をいただき感謝の次第です。
わたしの方からは、「可視化経営」で戦略実行力を強化せよ!」というテーマで、90分お話しました。
その時のレジュメを添付しておきます。
ポイントは、
経営の成果は、戦略策定力と戦略実行力にあります。
戦略が無くても成果がでているのは、偶然です。
再現性、継続性が無いですから…。
外部環境による経営の成果への影響もありますが、外部環境を嘆いていても仕方ありません。
市場環境の変化を見極めて、内部要因である自社の事業領域と自社の強みを活かした取り組みが、これまで以上に重要です。
この背景には、円安、原材料高騰、人件費高、国内市場の縮小、国際競争力の低下による、これまでのデフレ基調の戦略から脱デフレ戦略への転換が求められていることがあります。
長期戦略と短期戦略の両方をバランス良く検討する必要があります。
まず、将来ビジョンを定義してみましょう。
将来ビジョンは、ありたい姿+期限+なすべき事の合成です。(レベル1)
そして長期戦略は、将来ビジョンからの逆算スケジュールで作ります。
それを、勝ち残る組織の戦略ストーリーに落とし込むのです。
往々にして、戦略の具体化で、考慮不足が発生します。
財務の視点しかない無設計住宅型
顧客の視点のない顧客不在型
業務プロセスの視点のない個人商店型
人材と変革の視点がない笛吹けど踊らず型など
自社の戦略を一度マップに落としこんで見ましょう。
この要領で、
将来ビジョンをビジョンマップにして、(レベル2)
そして中期経営計画を中計マップとして作成し、
さらに今年度の方針を年度方針マップに展開します。(レベル3)
さらに戦略の具体化ということで、
ビジョンマップと中計マップは、ゴールし指標の設定まで、
年度方針マップは、ゴール指標と日課指標の設定をスコアカードという形に展開します。
ここまで、よどみなく行けたらレベル4です。
あとは、成長戦略のPDSサイクルのDoとSeeの構築です。
これには、当社のIT日報システムを中核とした可視化経営システム(VMS:Visibility Management System)の利用が有効となります。(レベル5)
成長戦略の取り組みレベルチェックリストです。
一度、自社の成長戦略の取り組み度合いをチエックしてみましょう。
❖先の見えないトンネルに入り込んだような、不安感が・・・
長期戦略の無さが、閉塞感(不安な気持ち)と
短期戦略の不具合による疲弊感(未達の慢性化)と
頑張っても手ごたえのない疲労感(疲れた体)の
3Hが満載した状況に陥っていないだろうか。
最後に、
将来ビジョンを成長戦略として取り組むためのチェックポイントをまとめました。
自社の状況を確認してみましょう。
次回は、短期の基盤戦略のセミナー内容を報告したいと思います。
皆さん、とても熱心に受講いただき改めて御礼申しあげます。
5月22日に、同じテーマで追加セミナーを実施します。
https://www.ni-consul.co.jp/seminar/14_0522.html
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ご記入いただければ、ご招待いたします。
お早目に、お申込みいただきますようお願いします。