可視化経営の構築フェーズを効率的に進めるためのワークシート2012年02月07日

こんにちは、
可視化経営エバンジェリストの本道です。

今回は、可視化経営の構築フェーズを効率的に進めるためのワークシートをご紹介します。
❖構築フェーズに欠かせないワークシート

構築フェーズでは、可視化経営の7ステップに従って実際に可視化マップやスコアカードを作成し、現場情報を素早く収集するためのモニタリングシステムを構築します。その作業工程や具体的な作成手順については、拙著『すべての「見える化」実現ワークブック~可視化経営システムづくりのノウハウ』(実務教育出版)で詳しく解説しました。
実際に可視化経営に取り組む時は、ワークブックの特典として可視化経営で活用すべき35種類のワークシートがダウンロード可能な読者特典サイトも用意しましたので、あわせて活用して下さい。

ダウンロード可能なワークシートの一覧は、以下の通りです。

一覧の右側の①~⑤のシーンに分けて必要なワークシートに○が付いています。このように、組織が取り組む目的によって可視化経営フレームワークのワークシートが決まっています。可視化推進チームの指導のもとで、『すべての「見える化」実現ワークブック』を片手にワークシートの作成に取り組むことが、構築フェーズの主な作業となります。

この作業中に注意しなければならないことは、このような既成のワークシートを使えば優れた戦略が簡単に創出されるというわけでは無いということです。あくまでもワークシートは、上記①~⑤の検討を論理的に進めるためのツールだということです。そして、可視化推進チームもまた参加者の心に火をつける触媒役ではあるものの、戦略立案のための具体的なアイデアを持ちあわせているわけでは無いことを、この構築フェーズに関わる人たちが理解しておく必要があります。

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