業務改革研修のエッセンス②2015年11月30日

こんにちは、可視化経営のエバンジェリスト本道です。

前回から、「業務改革研修」というオープン型の研修のエッセンスをご紹介しています。



この研修は、1日で業務改善の中核となる現状の業務フローを作成するワークショップ型の研修です。
詳細は、当社ホームページをご覧ください。
https://www.ni-consul.co.jp/etp/2015/affairs.html


前回は、業務フローの作成時に使用する記号と役割図形について紹介しました。
そして、受注と出荷フローを書いてみると、こんな感じでしたね。



今回は、業務フロー作成における記号使用上の注意点を、ご紹介します。

Ⅰ.情報システムに向かう矢印は、
  データの更新やファイルへのアップロードを意味します。



Ⅱ. 情報システムから作業に向かう矢印は、
  データの参照やファイルからのダウンロードを意味します。



Ⅲ.矢印の交差は、立体的にわかりやすく。

Ⅳ.複数の出力の場合は、注釈に具体的な帳票名を示し、
  出力をすっきりと表示する。



Ⅴ.情報システム間で、直接の矢印は、ご法度です。
  情報システム間に「作業」を介すること。



Ⅵ.入力と出力間で、直接の矢印は、ご法度です。
  入出力間に「作業」を介すること。



この6つのルールを理解して、現状の業務フローを書いてみましょう。
その上で、各記号を、各色のポスト・イットに置き換えて業務フローを作成してみましょう。
書いたり消したりしなくて済みますので、格段に効率が上がります。
ほら、こんな感じです。