業務改革研修のエッセンス①2015年11月26日

こんにちは、可視化経営のエバンジェリスト本道です。

前回のブログアップから、1か月近くが立ちました。前回まで、業務改革を可視化経営メソッドで取り組む事例を、1年かけて解説してきました。 当社では、一昨年から業務改革のコンサルティングが、増えています。
そこで、今月12日に大阪で、「業務改革研修」というオープン型の研修をスタートしました。



この研修は、1日で業務改善の中核となる現状の業務フローを作成するワークショップ型の研修です。
詳細は、当社ホームページをご覧ください。
https://www.ni-consul.co.jp/etp/2015/affairs.html


そこで、今回から数回は、この「業務改革研修」の一部をご紹介して行きたいと思います。
第一回目は、日々取り組んでいる活動を、業務フローにして見える化する際の「お約束」について、お話します。
まず、業務フローの完成イメージからご紹介します。

こんな感じです。



まず、台紙は、A3ヨコの大きさです。タテが、組織区分になります。
タテは、上から順に
①社外(得意先や仕入先やパートナーなど社外の取引先)
②社内の各部署(基本的に、顧客との接点である営業部門が、社内の各部署の一番上に来ます。)
③情報システム(ITシステム)という組織区分を設定します
そしてヨコが、作業区分になります。
例えば、提案フロー、見積フロー、受注フロー、出荷フロー、請求フローなど、10~20の作業をひとかたまりとしたものに相応しい名前を付けたものです。
この業務フローの記入シートには、四角の箱やら四方の片隅が欠けている箱、円柱、正方形など並び、各箱は、矢線で結ばれています。
それぞれの図形には、以下のような意味があります。



実際の作成にあたっては、ぜひ直接以下の業務フロー作成シートに、記号を書き込んでいくと、後から作業手順を追加したり削除したりするのに手間がかかりますので、以下のようなサイズのポスト・イットを活用して、業務フロー作成の効率を上げましょう。
スリーエム:ポスト・イット(R)ノート 再生紙 38㎜(タテ)×50㎜(ヨコ) 653RP




ですから、上記の記号を、各色のポスト・イットに置き換えて業務フローを作成します。



どうですか、ポスト・イットを上手に使って、まず現状の業務を見える化してみましょう。