戦略実行力は、戦略策定段階で作りこまれる~意識変革~2012年08月21日

こんにちは、可視化経営エバンジェリストの本道です。

暑い日が続きますが、皆さんいかがですか?
先週は、お盆休みを頂きました。
家族と食事をしたり、買い物に出かけたり。
ごくごく普通の時間を過ごすことで、心と体をリフレッシュしてきました。

さて、3週間前の前回のブログでは、可視化経営を実践するための大前提として、関わる人たちの価値観共有が大切であるという話をしました。
そして、今回お話ししたい大切なことがもう一つあります。

それは、
関わる人たちが、目的達成のために、これまでの意識変革することも辞さないという覚悟が重要となってきます。
ここで言う意識変革とは、問題意識、危機意識、当事者意識の3つの意識を持ち、その意識を変化し続けることを習慣化し、新たな企業風土が醸成することを意味します。

この3つの意識を、もう少し具体的に説明すると、
問題意識とは、現状の基盤事業(現状の稼ぎ頭のビジネス)での目標と現状のギャップをしっかり認識することを意味します。



また危機意識とは、現状の基盤事業が未来永劫反映するという保証など何もなく、現状に安住することは、むしろ退化であること。そして企業が未来に向かって成長するためには、新たな取り組みを積極的に行うことが重要であるという認識を意味します。



さらに当事者意識とは、現状の基盤事業における戦略(基盤戦略)やこれから取り組む新たな事業における戦略(成長戦略)を、まさしく関わる人が中心となり、自らのこととして取り組んでいくことを意味します。

これら問題意識、危機意識、当事者意識が経営改革をすすめるためには重要となります。
逆にいうと、可視化経営を取り組むことで意識改革が実現するということになります。