可視化経営7Step実行のための前準備…プロジェクト発足2010年04月27日

こんにちは、可視化経営エバンジェリストの本道です。

7つのStepの可視化経営フレームワークを進めるにあたって、プロジェクトを発足させます。

プロジェクトとは、特定の目的を達成するための期間限定の臨時組織です。

プロジェクト開始にあたっては、プロジェクトの①目的、②成果物、③実施期間、④体制の4項目を明確にしておく必要があります。

プロジェクトは、1チーム5~6名のメンバーとチーム・リーダーで構成されます。
企業規模にもよりますが、全社的な取り組みの場合には、プロジェクトオーナーに経営トップ、プロジェクトリーダーに企画部門の執行役員などをアサインします。
また各チームは、リーダーに部課長級のミドルマネジメント層、メンバーにミドルマネジメント層やロアーマネジメント層を選抜して構成します。
プロジェクトを効率的・効果的に推進するために、プロジェクト体制にステアリングコミッティと事務局を任命しておく必要もあります。

❖プロジェクトオーナーの役割
本プロジェクトの依頼者で、変革のための経営資源の投入を決定しステアリングコミッティを通してプロジェクトの成果を承認します。

❖ステアリングコミッティの役割
運営委員会のことで、プロジェクトの対象部門の最高責任者から構成され、決定事項を正式承認します。

❖プロジェクトリーダーの役割
プロジェクトメンバーをプロジェクトの目的に邁進させる伝道師的な役割と冷静な問題解決者としてプロジェクトメンバーをファシリテートする役割を担います。
※特にプロジェクトの成否は、プロジェクトリーダーの人選にかかっています。プロジェクトを取りまとめるノウハウやスキルを有していることはもちろんのこと、全社的な人脈を持ちプロジェクトメンバーを動機づけリードする文字通りのリーダーシップ力の発揮が求められます。