経営の成果とは2010年04月06日

こんにちは、可視化経営エバンジェリストの本道です。

一般的に経営の成果は、戦略策定と戦略遂行の掛け算で表すことができます。
たとえ戦略をきっちり策定したとしても、その戦略を徹底的に遂行しなければ経営の成果は望ましいものにならないでしょう。
また具体的な戦略を持たず単に忙しい毎日を過ごしていても経営の成果を見込めるほど甘くもありません。
もし戦略なくして成果が出たのであれば、それはあくまで一過的なものであり再現性は期待できないでしょう。
経営の成果が上がらないと経営者は、「戦略が間違っているのではないか?」と、とても不安になります。そして、戦略の遂行状況を現場に確認します。現場を預かるマネジャは、「充分に頑張っています。」とか「徹底的に取り組んでいます。問題ありません。」などの抽象的な返事をします。
多くの場合、当事者のマネジャの現状認識は、甘くなりがちです。
そうすると経営者は、報告通りに戦略遂行に問題ないのであれば、戦略策定に問題があるのではないかとますます不安になります。
そして、戦略自体の見直しに手を付けてしまいます。
実は、戦略遂行に問題があったにも関わらず…
経営の成果を出すためには、戦略策定フェーズと戦略遂行フェーズは、クルマの両輪のようにバランスよく回転する必要があります。
そして、この2フェーズを実現するのが可視化経営なのです。