NIコンサルティング

 新型コロナウイルス禍を契機ににわかに整備が進むテレワーク。その前提となるのが業務のペーパーレス化です。あらゆるビジネスシー ンにおいて、紙に依存する、紙を媒体にする業務処理は無くしていくべきです。そうであれば、紙の名刺もいらないのではないでしょうか?
かつては、紙の名刺はそのまま保管され、名刺の束やホルダーが人脈の証でした。しかし、今は個人情報の保護や利活用の観点から、交換 された後はデータ化され、紙の名刺は廃棄されます。そうであるなら、はじめからデータでやり取りできた方が、効率性も環境適合性も優 れています。そして、この新型コロナの影響で、営業活動や顧客対応のスタイルも急速にコンタクトレス、非接触へとシフトしています。
 まさに今、名刺交換に代わる新たなID情報交換の手段が求められているのです。

 そこで、NIコンサルティングは、オンラインID交換「PIエクスチェンジ=PIeX」という新概念を提唱します。紙の名刺の存在を前提とした「オンライン名刺交換」ではなく、完全デジタル化によって活用度の高いID情報交換を実現するものです。PIeXには以下の3つのルートがあります。

コンタクトレス時代には対面商談が減り、Webミーティングを利用したオン ライン商談が増えていきます。その調整を『NI Collabo 360』のメール 機能で行なうと、メールの署名を読み取って『Sales Force Assistant』のデー タベースにパーソン情報として登録できます。

登録した自己PI情報から生成されたQRコードを、スマートフォンのカメラ でお互いに読み取ることでPIeXします。QRコードを埋め込んだWeb会 議システムの背景画像も生成できます。 Webミーティングの前にメールのやりとりができなかった相手に対し、自己PR コメントなど紙の名刺には書かれなかった、よりリッチな情報交換が可能となります。

オンライン商談が普及したとしても、リアルに対面する商談もゼロにはなり ません。その際には、専用のスマートフォンアプリでPIeXします。 応接室でソーシャルディスタンス(1.5~2m)をとりつつも、3m以内程度に接近 するとBluetoothによってコンタクトレスでPIeXが可能となります。取り込んだ 相手のPI情報はアプリ上に一覧表示され、商談中に顔と名前を確認することもできます。 また、世界標準規格であるvCard形式でPI情報を送信することも可能で すので、相手方がアプリをインストールしていなくてもPIeXできます。

コンタクトレス・アプローチ テレワーク時代の営業の強化書



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