マスコミ紹介歴
マスコミに紹介されました。(各媒体からは許可をいただいた上で掲載しております)
BCN 2005 4/11号 Vol.1084





中小企業を相手にしたビジネスは、泥水を飲む覚悟が必要
潜在需要が眠っていると注目されるSMB(中堅・中小企業)市場。大手ITベンダーも軒並み"SMB向け"を謳い始めている。
コンサルティング会社、エヌ・アイ・コンサルティングは創業以来一貫して中小企業にターゲットを絞る。
経営支援のほか、ITの必要性を感じ、営業支援ソフトも独自開発した。開発コンセプトは、日報の管理。どの企業にもある日報に焦点を当て、中小企業でも抵抗なく利用できるようにした。
長尾一洋代表取締役は、大学卒業後入社したコンサルティング会社で、すぐにコンサルタントに。相手にしてきた顧客のほとんどは中小企業だ。顧客先に出向き、経営者と話をして、悩みや課題を聞いてきた。
「創業のきっかけは、経営したこともないのに、偉そうなことを言っている自分が嫌だったから。経営者の気持ちをもっと理解したかった」
「中小企業にとっては、すぐに相談できるサポート拠点が近くにあることが大事」と、北は札幌市、南は福岡市まで全国8拠点に営業・サポート拠点を置く。「固定費がかさんで維持するのが大変。非効率です」と笑うが、閉鎖するつもりはない。ソフトの値段は、利益が薄くても低価格を貫く。
「何度も通って話を聞いて親身にならないと、中小企業の経営者は振り向いてくれない。中小企業を相手にしたビジネスは、泥水を飲む覚悟が必要。スマートに売ろうとしても駄目なんです」