Step9:「モニタリング環境構築」2016年6月29日

こんにちは、可視化経営のエバンジェリスト本道です。

当社定常コースである「業務改革研修」のワーク部分を、数回に分けて解説しています。



前回から大詰めである「第3のS:仕掛け」の解説をしています。
Step8の業務プロセスをITシステムに展開するためには、前回説明した様に、以下の5つのポイントを考慮しておく必要がありましたね。

(1) 第2のS:シクミで設計した業務プロセスの取り組みが、期待すべき成果に結びついたかどうかを、素早く把握できること
(2) 第2のS:シクミで設計した業務プロセスの取り組みが、人材育成につながること
(3) 第2のS:シクミで設計した業務プロセスで必要な情報の入力が、簡便であること
(4) 現場担当者が、仕掛けにアクセスして自ら探すのではなく、仕掛けからタイムリーに情報が提供されること
(5) 第1のS:戦略ストーリーの変更は、第2のS:シクミの見直しをもたらし、シクミの見直しのための第3のS:仕掛けの修正が容易であること

今回は、Step8:ITシステムへの展開のポイントの(1) 業務プロセスの取り組みが、期待すべき成果に結びついたかどうかを、素早く把握できることについて考えます。 具体的なイメージは、 まず朝、会社に出社したら、 ①自社の「企業情報ポータル画面」を開き、 Step7:業務プロセスの評価指標(KGIとKPI)を確認します。



※赤枠で囲った部分が、「戦略ストーリー」に基づいて取り組むべき「業務プロセス」の実施状態を示しています。




※活動指標やゴール指標が、計画値を超えたら青信号、例えば計画値から2割未達だったら黄信号、
それ以下だったら赤信号と言った具合に、目標とした活動指標やゴール指標の達成状況が、
色でパッと見える様にしましょう。
➡企業情報ポータルは、会社の情報共有の玄関口ですから、
この企業情報ポータル画面に配置されていることが必要となります。

そして、
②赤枠をクリックすると、活動指標やゴール指標の目標値と実績値のこれまでの推移状況が、
日次、週次、月次ベースで、進捗推移グラフとして見ることができます。




もちろん、
③活動指標やゴール指標の目標値と実績の推移情報を、月次、四半期、半期ベースで、
全社、部署、担当者などの組織階層ごとに、進捗推移表として見ることができます。




さらに、
④進捗推移表の実績値をクリックすると、そのベースとなっている情報が一覧表示されます。
さらに、
⑤ベースとなっている情報の一覧をクリックすると、その明細情報へと、ドリルダウンして行きます。



※このベースとなる情報は、当社の「Sales Force Assistantシリーズ
http://www.salesforce-assistant.com/pkg/)の商談情報登録で自動収集することで、
活動指標やゴール指標を集計するための入力の手間を極力避けるように設定しておきます。

※ここでご紹介したモニタリングツールの詳しくは、
当社HPの『可視化経営モニタリングシステム 経営コックピット
http://www.salesforce-assistant.com/ms/

さらに、『可視化経営システム動画➡可視化MapScorer』にて、
http://www.nisfa.jp/pr/ms/ms.html
3分で腹落ちしていただけますので、是非とも覗いてみてください。