Step7:「業務プロセスの評価指標設計」その22016年5月30日

こんにちは、可視化経営のエバンジェリスト本道です。

Step7:業務プロセスの評価指標設計 その2
当社定常コースである「業務改革研修」のワーク部分を、数回に分けて解説しています。



前回は、Step7の「業務プロセスの評価指標設計」のポイントについて解説しました。
作成した業務プロセスを、現場でしっかり取り組めたかどうかの評価する尺度を数値化するのが、可視化経営の特徴でした。
評価するには、ゴール指標(KGI:Key Goal Indicator)を設定しました。
さらに、このゴール指標の目標値を達成するための行動を促すための指標も設定しました。
この行動指標を、日課指標(KPI:Key Performance Indicator)と名付けました。
KPIは、日課指標と言う名前であるように、日々の活動=行動の伴う指標ですから、数値化は比較的容易です。一方で、KGIであるゴール指標は、状態を表す場合がありますので、提案書件数、事例集の作成件数などのように成果物などの出来高に置き換えたゴール指標設定が必要です。
しかし、どうしてもゴール指標の数値化ができない場合には、ゴールの状態以下のように、あらかじめ設定しておいた尺度によって評価するという方法をお勧めします。



くれぐれも評価尺度が、後だしジャンケンにならないようにしてくださいね。