業務改革の手順の事例紹介の「まとめ」その32015年7月31日

こんにちは、可視化経営のエバンジェリスト本道です。

「今こそ、業務改革!!」というテーマを事例企業で、業務改革の手順の事例紹介の「まとめ」 その3です。

❖業務改革のポイントを以下の7つにまとめました。

1.戦略の見える化、戦略の具体化、業務の効率化を実現するための改善活動であること
2.「戦略ストーリー」と「シクミ」と「仕掛け」の3つのSを押さえること



3.顧客ニーズの選択を起点とする戦略的な取り組みであること



4.部分最適から全体最適を目指すこと(自部門だけじゃない)
5.ITシステム活用による効率化で省人数経営を目指すこと
6.この取り組みが、人材育成と風土変革に資すること
前回は、7番目の実行するための「やる気」について、お話ししました。



「やる気」になりためのポイントは、目標(ゴールイメージ)と手段(プロセスイメージ)という2要素の掛け算でしたね。
そして、もう一つ、やる気について、こんなトピックがありましたので、ご紹介しておきます。

脳に、「やる気」をコントロールする「側坐核(そくざかく)」なる部分があるそうです。



そこが、活性化すると、「やる気」が、メラメラと湧いてくるそうです。
で、この側坐核を活性化させる、すなわちエンジンをかけるためには、「行動」という刺激が必要で、これを、『作業興奮』と言うのだそうです。
あれ~、ちょっと不思議に思いませんか?
やる気が湧くから、やる気が起こるから、行動するのだと思っていたのに、、、



どうやら、逆のようです。



そういえば、月曜日の朝、布団に入っていたいけど、一気に起きる。
しばらくすれば、それなりに活動していますし。
学生のころ、勉強机に向かって、やる気が有ろうが、無かろうが、バサッと教科書を開く。
すると、それなりに調子が出てきたような。
まずは、側坐核に点火。
ということは、戦略を策定したら、まず行動ですね。
行動すれは、側坐核に点火、エンジンがかかり、戦略実行のためのアクションが、継続されます。



そして、継続の積み重ねが、本物を生みます。
本物って、継続していませんか?
逆に、本物だから継続するのですよね。
そして、継続の積み重ねで培われた本物が、企業風土になって行くのだと思います。



やる気があるから行動するのではなく、行動するからやる気がでるのです。
くれぐれも、お間違えの無いように。