「業務改革」3つのSのおさらい2015年2月27日

こんにちは、可視化経営のエバンジェリスト本道です。

「今こそ、業務改革!!」というテーマを、昨年末から事例をベースして、ご紹介しています。

今年に入って、2回ほど脱線モードが続きましたので、ここらで一度まとめをしておきたいと思います。
業務改革の設計は、3つのSで行うということでしたね。
第1のSは、戦略ストリーのS
第2のSは、シクミのSです。
そして、シクミを設計するためのキーワードは、NHKでしたね。

これまで、第2のSまで話を進めてきました。
(ちなみに、第3は、シクミを仕掛けにすることですよね。)
この第2のSのシクミ(業務プロセス)を設計するための手順をまとめておきます。

①現状の業務プロセスを見える化します
顧客価値を生み出すための業務プロセスの全体像を洗い出します
②洗い出した業務プロセスのボトルネックを見える化します
⇒業務プロセスの全体像におけるムダ、ムリ、ムラとなっている部分を特定し、
ボトルネック部分の業務を「無くせないか(N)、減らせないか(H)」の視点で見直します
③ボトルネックとなっている業務プロセスを段階的に詳細化します
⇒さらにボトルネックの業務プロセスを詳細化し、その業務プロセスの手順を
「いくつかのカエル(K)」の視点で見直すことであるべき業務プロセスを描きます
④第1のS:戦略ストーリーとの整合性を確認します
⇒ボトルネックを解消することで、
第1のSである戦略ストーリーに沿った業務プロセスとなっているかを確認します

さあ、次回は、事例企業でこの手順を適用して、業務プロセスの見直しをして行きたいと思います。