初マラソンに挑戦2014年03月27日

こんにちは、可視化経営のエバンジェリスト本道です。
今日は、先週の日曜日の3月23日に、初マラソンに挑戦したことを書きます。

中学生の頃、
年に一度のランニング大会(学校の周りの川沿いを3キロ位走る程度だったと思いますが…)、
部活の開始前に行う持久走など、ほんと苦手だった。
何だかんだと理由をつけて逃げ回っていた。

ところが、
50歳も半近くになり、健康維持のためにも手ごろなスポーツをと考えていた矢先に、娘の誘いで昨年の8月からジョギングを始めた。
くそ暑い8月、はじめは、数キロも走れなかった。
でも、娘に負けたくないし・・・。

週末の精進が続き、
9月のハーフマラソン初挑戦で、カツカツで2時間切り。
スポーツマンなら普通の記録でしょうが、何せ小さい頃からの苦手意識。
頑張れば、成果の出るのは、ワクワクすることが少なくなってきたオジサンにとってみれば、嬉しいことなのです。
「そうだ、そうだ。」誰が言ったか知らないが、
「努力と準備は、裏切らない」と、叫びつつ、ドップリとハマってしまいました。

ちなみに、一緒にジョギングを始めた娘もハーフマラソンに参加しました、私が軽く完敗してしまいした。くそ、これも私の闘争心に火をつけた要因かもしれません。(良きライバル)
⇒冷静に考えれば、自分との戦いなのにねっ。

12月には、3回目のハーフマラソンで1時間45分を切って、娘よりもわずか先にゴールしました。

そこで、気持ちが大きくなりました。
「3か月以内に、フルマラソン初挑戦でサブ4!!達成」という目標を設定しました。
それで、3月23日に、『2014板橋Citマラソン』http://i-c-m.jp/index.shtmlに、参加した次第です。(長々と済みません。)

結果は、4時間14分。
人生で一度しか機会の無い初マラソンを目標達成できなかった。
へこみました。
滅茶苦茶悔しい~。
その日は、応援しに来てくれた娘と巣鴨でラーメンを食べながら反省会をしました。

そして、反省会の末、「マラソンは、経営に似たり」という結論に至りました。
で、「マラソンへの取り組みを戦略的に行うべし」という展開に。

要するに、こうです。
その日の天気、風、路面状況などは、参加者全員に等分に与えられた条件ですから、これは外部環境要因です。
当日は、先週までの寒さとは打って変わって、暑かった。
⇒冬場の寒い中での練習では、暑さ対策できていなかった。(これは、私の問題)
スタートから荒川土手を下流に向かって走るのですが、18,000人ものヒトが3メーターほどの道幅の土手を走るため、最初の5キロほどは、思ったようなスピードが出せなかった。
折り返した後半の20キロは、強い向かい風で、記録の出にくい状況だった。
途中、2キロ×2回(往復)ほどの工事中の未舗装の砂利道で走りにくかった。
などなど、外部環境要因は、その日の天候、時間、開催場所によって変化します。
⇒もっと、外部環境要因を事前に把握しておくべきだった。

そして、外部環境要因より以上に、自身の出来映え=すなわち内部経営資源の理想的な配置が、重要となってきます。
当日の体調や体の疲労の度合いはどうか。
当日までの練習や調整が上手く行ったか。
怪我は、無いか。
そして、マラソンの経験量などからくる自信や慣れなどのメンタル的な要素も内部経営資源としては、重要となります。
さらに、これらを組織的に支援する場と環境として、大会側が提供してくれる給水や給食などの充実があります。
その上で、欠かせないのが組織の上司や同僚のアドバイスや支援にあたる家族や友人の沿道での応援と企業で言うところの他部門や他社の協力パートナーの支援にあたる沿道での地元の方々の応援なども見過ごせません。

これら外部環境要因と内部経営資源の変化をも考慮に入れた準備を、日頃から取り組んでいく必要があるなと、実感した次第です。
つい、戦略マップで、ゴール指標、ゴール指標達成のための日課指標を設定したくなります。

アホか、
趣味のマラソンなのだから、「戦略的に取り組む」とか「効率的な準備が必要だ」とか、細かいこと言わずに、楽しければ(Fun Run)良いという人もいます。
しかし、これも性分。

事実、カップルで仲良くFun Runしている参加者もいたし、仮装ランナーもいたし。

時には、年齢で大先輩のランナーに抜かされ、時には、若い女子に抜かされても、自分の限界に、自分のもっとも苦手なものに挑戦し、ワクワクドキドキしながら、目指すべき目標(ますは、サブ4)達成抜向けて、取り組むのが楽しい、快感。
次回は、二回目のマラソンでサブ4を目指すための、「長距離苦手のHondo’sスコアカード」を紹介したいと思います。