可視化経営フォーラム2012実施報告2012年05月21日

こんにちは、可視化経営エバンジェリストの本道です。
去る5月10日に、可視化経営フォーラム2012を品川のコクヨホールで開催しました。
2010年より可視化経営フォーラムというタイトル経営の見える化のフレームワークとそのフレームワークを現場で推進するための見える化ツールをご紹介して今年で3回目となります。


今年のテーマは、
私が第一部で、
「可視化経営」で戦略実行力を強化せよ!
~美味しそうな餅の絵を描け~
そして、当社代表の長尾が第二部で、
絵に描いた餅では終わらせません
~ローコストで実行力を高める新しいコンサルティングのカタチ~
というテーマで、4月よりテレビCMしている『コンサルは、絵に描いた餅では困る』というキャッチを受けて、戦略を実行するための取り組み方を講演させていただきました。

そこで今回は、自社の経営の見える化が、どの程度進んでいるのかを『可視化経営度診断』にてチェックして見たいと思います。

第一部では、
戦略の実行力を高めるためには、戦略の策定をまずきっちり行うことを中心に説明しました。
戦略策定をきっちり行うために以下の3つを抑える必要性を、
Ⅰ.戦略の必要性(背景)を理解する
Ⅱ.組織としての価値観や目標を共有する
Ⅲ.戦略の仮説-実施-検証サイクルを構築する


その中で、Ⅱの組織としての価値観共有のために、
①顧客に提供する価値を理解する(納得)
②その価値が具体的な目標に落とし込まれている(行動)
③具体的な目標がすぐに見えること(継続)
の3つが重要になることを具体的にご説明しました。

特に、①顧客に提供する価値を理解するために、講演の中でも具体例で示したシートを添付しますので作成してみることをおすすめします。

また、当日、会場で配布したレジュメを添付致しますのでご確認ください。

シートの詳しい作成方法は、拙著 すべての「見える化」実現ワークブックをご覧いただければ幸いです。