『可視化フレームワークによる中期経営計画策定』
~Step2: なすべき事の洗い出し~②
2017年3月31日

こんにちは、可視化経営のエバンジェリスト本道です。

前回は、3年後(中計の終了時点)に達成していたい状態を、「ありたい姿」を実現するために実行すること(なすべき事)を洗い出しました。
なすべき事の洗い出しのポイントは、「①誰に」、「②何を」という切り口で、できるだけ具体的にターゲッティングすることでしたね。

❖ありたい姿(ブルーのポストイット)実現のためのなすべき事の洗い出し
①カードBS法で効率よく洗い出しましょう。
②個人ワーク5分⇒グループ共有⇒個人ワーク5分⇒グループ共有の手順で実施します。
③洗い出しは、イエローのポストイット1枚に、なすべき事1つとします。
④なすべき事は、カードBS法のお約束➡質より量で、自由に発想して洗い出します。
⑤類似した内容のイエローのポストイットを分類し、ピンクのポストイットに分類名を記入し、以下のようにまとめます。




うまくなすべき事を、洗い出すことができましたか?

3年後のありたい姿を実現するために、なすべき姿にも、ありたい姿同様に「期限」という時間軸の考慮が、必要となります。
ありたい姿を実現するために、なすべき事に対して期限を設定することで、はじめて3年後のありがたい姿が、漠然とした(夢?)レベルから明確な目標レベルになったと言えます。
そこで、あるべき姿となすべき事を対応させて、「To do Map」を作成することをお勧めします。



❖「To do Map」作成手順
①先に洗い出した(ありたい姿のピンクのポストイットを、「To do Map」に落とし込みます。
②ピンクのポストイットの右端が、ありたい姿の達成時期になるようにして、ピンクのポストイットを「To do Map」に貼り付けます。
③ありたい姿で3年以内に実現予定のない項目は、《保留》のエリアに貼り付けておきます。
④ありたい姿に対応したなすべき事を、イエローのポストイットの左端が、なすべき事の開始時期になるようにして、「To do Map」に貼り付けます。
⑤ありたい姿のピンクのポストイットとなすべき事のイエローのポストイットの整合性を確認します。
※ワンポイントアドバイス
イエローのポストイットの張った期間だけ、なすべき事を実施するのではなく、ありたい姿を実現するために、新たに取り組むことやこれまでの取組みを抜本的に見直す必要があるような内容を、なすべき事として、その着手時期を見える化するという点が、作成上のポイントとなります。


著作紹介

  • 「可視化」、あるいは「見える化」というキーワードが取りざたされている昨今ですが、一般的には、製造現場でのヌケ・モレ防止策であったり、データをただ単にグラフ化し、わかりやすく …

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