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コンサルティング事例

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NIコンサルティングによるコンサルティング事例をご紹介します。

医療機関におけるマネージャー向け「見える化コミュニケーション研修」

実施までの経緯

弊社のコミュニケーション改善についての記事をご覧になったとのことで、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士をまとめるマネージャー育成の御依頼を受けた。

ご依頼時に提示された課題は下記の通り。

  • 報連相がうまく回っていない
  • ITに頼りすぎで表面的なやり取りが多くみられる
  • マネージャー自身も専門職として成長が必要な時期であり、日々の臨床において忙殺されている。
  • チームメンバーとの関わりが希薄
  • プロとして資格を持つ部下に対し、踏み込んで指導できていない
  • 職種が違うメンバーの統率を求められるほか、職場では医師をはじめとするチーム医療での連携を求められる。

御提案した研修

「見える化コミュニケーション研修」をベースにアレンジし、
 @ 自分の行動特性や心の健康状態を把握し、コントロールする方法を知る。
 A 自分自身、相手や周りの環境を承認し、建設的な関係を築くための心構えを知る。
 B 相手との関わり方やコミュニケーションの癖に気づき、行動を変える。
という3部構成とした。
単にコミュニケーションスキルをつけるだけでは目的を果たせないと感じたため、自己分析を中心として、自分の「心」を理解することからコミュニケーションの法則をイメージしていくように構成し、ワークを通じてコミュニケーションを変える感覚を体感できるよう配慮した。

研修の効果

「過去と他人は変えることはできない、変えられるのは今ここの自分だけ」ということを大前提に、自分の心(付随する行動)を意識的にコントロールできることを知っていただけた。
自分自身が変わることで成長実感が得られ、対人関係でのストレスも軽減される。
受講者から下記のような声が聞かれた。

受講者の声

@自分の性格はなんとなく分っていたが、いろんな場面で心がいろんな反応をしていることが理解できた。部下に対して合うとか合わないではなくて、自分がマネージャーとして成長することが求められていると感じた研修だった。

A最近の若い人たちの仕事に対するスタンスにイライラする場面が多くあったが、若い人たちをひとくくりにして否定的な目で見ていたことに気付いた。
このポジションを変えなければ、歩み寄ることはできないということに気付けて良かったです。

B自分に自信が持てないという悩みはあったが、皆そういうものだと思っていた。しかし、ワークシート等で自分の性格を見てみると、人の目を気にしたり、自分の意見が認められないのではないかという不安を周りの人よりも強く持っていることが分かった。自分に自信がないときには、そういったことを思い出して自己肯定していきたい。

 

今後の展開

今回は管理職のレベルアップという切り口で試験的にスタートしたが、将来的には、マネージャーだけでなく担当者一人ひとりがコミュニケーション能力を向上させ、患者さんに受け入れて貰えるような形まで進化を図ろうとしていらっしゃいます。
今後は対象者を拡げて組織風土改革にもつなげられるよう体系立てて研修実施を行なう予定です。

 

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